Japonismコンサート感想:藤島グループによる喜多川ジャニーズイズムの展開と継承(後編)

 
 
15.日本よいとこ摩訶不思議 
少年隊カバー曲。
前半の始まりがmiyabi-nightによる四季絵巻なら、後半の始まりは日本よいとこでザ・ジャニーズ絵巻。
曲自体がとんちき日本*1でありアクロバットあり、口上風ラップありのジャニーズ・ジャポニズム。バックのジュニア達が歴代の先輩に扮して登場し盛り上げる。少年隊、忍者、光GENJI、楽器を持った 男闘呼組あるいはTOKIO、黒い衣装の近藤真彦?など、中に裸に藤色のジャケットを羽織った6人組がいて「青いイナズマ」のSMAPかと思うのだが、6人いるのは森くんも含めて スマップなのか、いやあれはV6だとの意見もあり確かにSMAPがいてV6がいないのはどうかとか、首に羽のショールをつけたタッキー&翼らしき二人組、いかにもジャニーズらしい華やかさだが後から考えると、なぜ諸先輩に混じりデビュー順としては後輩にあたるタキツバだけがあの中にいたのか、そしてKinKi Kidsはいずこ、となかなか興味深いジャニーズ年代記大会であった。
フル?でラップもあった。スクリーンでは西暦のカウントが刻まれ、その時々にデビューしたグループの名が浮かび上がる。

16.君への想い 
ジャニーズ年代記の後は嵐年代記。カウントしていた年号が1999で止まり嵐の名が浮かび上がる。デビューから今までの写真をバックに歌う。DIGITALIANの「君の夢を見ていた」と同じ位置付けの曲。DIGITALIANではファンのスナップショットが集まり巨大な嵐を構成する細胞となる・・・ようだったが今回はジャニーズ50年の歴史が嵐の歴史へと繋がっている・・・ファンを細胞にジャニーズを歴史に抱えている嵐・・・いろんなものを抱えています・・・
 
17.Rolling days
櫻井翔ソロ。挑戦→ファンカッション。Blast!のような、マーチングバンドパフォーマンスのパーカッションだけ抜き出したようなもの。TV番組「ガムシャラ!」においてJr.が挑戦する企画がありJr.ファンにはおなじみのものだったらしい。
確かにスネアの音がかっこいい曲なのだが歌い上げる形のロマンチックな恋愛とひたすら硬い表情(プレイを間違えないようにと思うが太鼓を見るわけにいかず、まん前をカッと見つめながら叩き歌う)のパフォーマンスに、こちらがどういうテンションで対峙すればいいのか戸惑う。曲もパーカッションも櫻井翔もJr.もかっこいい。かっこいいのだがどうすれば!
はじめUnti-Untiのように一人で野生的に歌い踊るのを想像していた。この挑戦だけ本人提案らしく(他のソロは松本提案、松本自身のソロはスタッフによる)やりたかったんだね、と微笑ましい。パフォーマンスを見てからだとパーカッション部分ばかり追って聴いてしまう(笑)
 
18.Mr. FUNK
相葉雅紀ソロ。挑戦→エアリアルティシュー。来たぜミスターファンク。16のビートが暴れまくる。道をあけな!ときんきらゴージャスに着飾ってのし歩くのをイメージしていたが、衣装はMr.FunkというよりMCハマーだった。
Disco Starに負けじと腰を振る場面やミスターファンクコールもあって盛り上がる。様々な格好のストリートキッズ(これがまたジャニーズ風ストリート)を従え踊る場面の後、Jr.がセコンドぽく付くところでジェームス・ブラウンばりにマントプレイが来るかと思ったらエアリアルティシューだった。シルクドゥソレイユのように白い布に巻き取られフライイングをするのだが、2010の国立競技場における君と僕の見ている風景コンサートでMJウォークに相葉氏が登場した時の驚きと歓声を思い出す。
あの経験と信頼があるからこそ松本氏は今回のパフォーマンスを相葉氏に提案したのだろう。
 
櫻井ソロからテーマは闇、夜の様相を帯びる。相葉ソロでは爆発しそうな夜のパーティーの幕開け。
 
19.FUNKY
特に前触れもなく始まる。Love、DIGITALIANコンで参加型企画のレクチャーはたっぷりしてきたので今回は告知すればコンサートの流れを遮ることなく始められると踏んだのだろうか。三年越しの教育の甲斐あってか皆できるできないにかかわらず参加していた様子。私も周りに合わせて思い出しながらライトを振った。
リフターで散り散りになりスタンドに近い場所で目の前の客席を導くようにメンバーが踊るので周囲の観客は大喜び。リフターがお立ち台や盆踊りの櫓のごとく中心となり、上に立つメンバーが皆を踊りの輪に誘う。
曲も夜のビーチパーティーがテーマで朝まで踊ろうよと宴もたけなわ。衣装がジャングル探検みたいな感じになってた?
 
20.Bolero! 
この曲に関しては以前ちょっとTwitterで触れた。
 
この点踏まえてどう踊って見せるかに注目していたが客煽りの盛り上げ曲であった、Popcornで「旅は続くよ」がチャールストンダンスをどう見せてくるか、と期待したところ気球に乗って出てきたときの気持ちとカブる。
「旅は続くよ」は翌年のLoveで同系統の「モノクロ」に曲を変えそこでチャールストンをアレンジしたダンスを披露してくれたので、Bolero!もまた今後何らかの発展形で見ることができるかもしれない。
私にはフォーリーブスが入ったとんちきラテン歌謡の延長線上に見えるが、嵐にはジャパレゲやサッカーアンセムのように聞こえているようだ。観客もさっきまでFUNKYで振っていたペンライトをタオルのごとく振り回し、誰に言われずともホエロ!ホレロ!オオオオオオオオオオオオーーーーと大騒ぎ。
スクリーンにはサングラスをかけた左右に揺れるヒマワリ(フラワーロック)、サンバスタイルの女性、シマウマ、サングラスをかけた猿、恐竜?まで現れ、南米もカリブもアフリカもいっしょくたの勘違い南方イメージが次々飛び出し狂乱の夜は過ぎてゆく。

21.暁
大野智ソロ。挑戦→MASKマジック。狂乱の爆発的騒ぎから兵どもが夢のあと。人々が消え去り夜も明けんとする頃荒野に怪しげな影あり。という風情でメインステージ上は降ろし髪鬘に仮面を被り袴姿の男が一人。
手から傘を出し蜘蛛の糸や絹裂を出し、あちらにいたと思えばこちらに現れる。ここで先ほどまでの熱狂的騒ぎは静まり返り、観客は不思議な光景を見つめることになる。仮面を早替えする姿に無言で見入るドーム。
仮面と和装を脱ぎ捨て黒いスーツ(赤裏地の刺繍が施された明治の軍服風フロックで、和服時の鬘がしゃぐま〜歌舞伎のカツラみたいなので戊辰戦争薩長軍がかぶってるやつ〜のイメージでなんだか薩長軍の将校に見える。後ろのJr.も作務衣風で筒袖ダンブクロ〜着物と袴を改造した簡易軍服〜に見える、戦地を離れ、月の光から隠れるように闇にまぎれ荒野をいく将校と守護する4人…とか空想が膨らむ)で曲が始まる。

以下先入観もたずにダンス見たい人は薄目で飛ばしてください

 

大野のダンスについてPopcorn以来「床との関係、歩く」という動作に注目しているのだが、今回は地を鎮めるように踏みしめながら花道を歩く様が印象的。
異生物的な昆虫のようなDIGITALIANのImaging Crazy、床と戯れ舞っていた宮城でのtwoとも違い、腰を落とし歌舞伎の六方みたいな?うまく形容できないが、ポーズはジャズのように外側に伸び、それを繋ぐ動きは舞や武道というか。ヴオーギングのようでもあるがポーズ間の流れが曲線的で波紋のよう。
スクリーンには墨絵の龍が天を翔ける映像。バックのJr.は扇を持ち(青以外の嵐のメンバーカラー)腕を伸ばし歩く様が神楽の奉納のよう。
「心にもあらで憂き世にながらへば」という三条院の上の句が何度か繰り返されるが、権力闘争に敗れ座を追われた天皇の不本意ながらこんな辛い生を続けているという鬱歌。翻弄され流浪しながらも地を踏みしめ風に吹かれ行く。
最後に「心にもあらで憂き世にながらへば」生きていたくもないけれど生きていれば「恋しかるべき夜半の月かな」この夜の月を懐かしく思い出すこともあるだろうか、と全ての句が詠まれるとき、初めて小刻みな笛の音に乗って踊る。
自身が風になって空に散っていくような終わり方ではっとする。

 

MASKは大野自身がKyo to Kyoでやっていた演目。松本の提案によってJaponismのソロにこれを嵐に蘇らせ、続くダンスと歌で新しい和の解釈を生み出せたと思う。大野智に和が合うことは納得済みだが、本人の東洋的舞踏の解釈をもっと見てみたいと思った。*2

 
22.Japonesque 
暁の後、Jr.による薙刀の舞が軽く行われる。Jr.とはいえ松本幸大26歳、立派な風格。
こちらの気持ちはまだ暁の憂き世感を引きずって何か物悲しい(笑)

メインステージ下手に太鼓と笛、上手に三味線方がずらりと(それぞれ5人ずつはいたと思う、笛はお一人)歌舞伎舞台のように並び和の音を奏でる。この方々はジャニーズ外部の演者なのだが、黒紋付に袴姿(DVD撮りの東京公演では職人風の法被とパッチになってしまっていた。紋付袴が好きだったので残念)とても壮観かつ清々しく男らしく、Japonismという舞台全体の和の軸を作っていたと思う。
正直このコンサートにあたって自分が抱いていた不安

Japonismコンサート、ヒロム美学が多分苦手な自分は怯えつつワクワクしてます。 自分のようなものにも見られるあらし味付けの喜多川歌舞伎だと思えばいいのであろう。(ジャニで和というとブブブブブブブブブブブンオーオーしか出てこない雅じゃない人間)

— けいベ (@keibeee) 2015, 11月 6

 

 これがこの笛太鼓三味線方で一掃されたと言っても過言でないほど。

*なぜ喜多川ヒロム美学に苦手意識があるか、単純に自分が老け専で熟年男性が好きなのとミュージカルが苦手だからである。ジャニー喜多川ヒロム氏は興味深い人物でありその審美眼に敬服するが要するに私にはジャニヲタになる資質と資格がないのである。

竿燈や龍を持ったJr.たちが現れだんだん舞台はお祭りじみて明るい雰囲気に。ローラースケートまで出た。
お囃子の中スクリーンに夜桜が咲き乱れ、花びらが舞う中、メイン上段に5人が華やかな青基調の着物をまとってどーん!と登場で一気に時代絵巻のクライマックス。
すごい都をどり感。
前編でも書いたが私は爺専で、着物保守派なので少年が肌襦袢のようなレーヨンの薄い着物を着て胸をはだけていたりするといたたまれなくなってしまうジャニヲタ失格者なのであるが、この着物は衣装の上にしっかり厚く重ね着込んでいるため詰め物をしたように恰幅が良く、若党がわざと女や童子の着物を着てかぶいている雰囲気が出ていてよかった。嵐もおっさんだし。
また三味線太鼓衆が紋付袴で場を引き締めてくれているため嵐とジュニアが思い切りかぶいても大丈夫な世界観の軸ができていた。
着物の柄は大野→登り鯉、滝を登った鯉は龍となる。暁では龍となって風に駆けたがここでまた前世の鯉に戻る?櫻井→桜、名前の通り。相葉→藤に蝶と束ね熨斗?の吉祥文様。二宮→鞠に鼓?琵琶。松本→松に白波。これも名前からか。
帯の後ろ側に太縄で水引きのようなかわいい飾りが付けられているのだが、前からだとこれが歌舞伎の荒事の仁王襷(暫とかの)のようにも見えて逆に強そう。
また三日月柄の番傘を持って並ぶとやはり白浪五人男を思わせ、そうすると琵琶柄の二宮は弁天小僧か?など面白い。
ここで歌われるのは暁の憂き世を吹き飛ばし、咲き誇る浮世の華。
暁で三条さん落ち延びた先は花鳥風月が歌う誇り高き楽園であった。あの月が見守ってくれる下で再び花開く。よかったよかった。
ついでにオープニングのSakuraもここで再び生まれ変わりを果たす。
咲き誇る花の下、幾重も着込んで豪奢な格好をして、重いんです!衣装が!という感じで微笑みながら不自由そうに肩をゆすり♫ゆらり揺れてーと階段を下りてくるのが大変可愛くめでたく面白い。これぞ太平の世。バックでは桜柄の傘が回る。
この曲とこの演出でJaponismに持っていたイメージ「楽」が決定づけられた感じがした。
 
23.心の空 
回る傘が集まり目隠しになり、後ろで早替え。着物を脱ぎ捨てていつもの嵐ダンスナンバー風赤いスーツに。
着物の時二宮は裾に黄色いフリンジが付いていてそれが関取の化粧回しのようで、女児風の着物の柄との兼ね合いが面白い組み合わせだったのだがこの衣装になってもまたフリンジが生きているのが微笑ましかった。
太鼓と三味線がユニゾンでリズムを刻み、いやもう天晴れな和の舞台、全体の雰囲気が楽しく見つめるだけで、嵐の細かい部分を覚えていない、ラップあり。
TVやMVではいまいちピンとこなかったラップ部分の揃ってないよさこいぽさもこの大舞台ではやれやれどんとやれ!酒持ってこいや踊れ踊れ!というお大尽気分になるのだった。和楽器隊ほんといいな。
総勢何人の男がこの舞台上にいたのか。男ばっかりの華々しさ、これも宝塚を意識したジャニーさんイズムかも。*3
デビュー曲で変な子おもろい子だった嵐に対し、こんなかっちり歌って踊れるんだと思い直した2ndシングル曲。
ダイナーで夜を過ごし21世紀の朝を迎える少年たちのPVが忘れられない。明るく前向きでいながら綺麗なストリングスやスラッピングベースの効いた馬飼野康二のこの曲が本当ーに本当ーに好きなので嬉しくて、抱きしめてやるっ!と手をクロスし、だーんらだっだらー!と叫びまくる。たりらりらー、らっちゃっちゃーらっちゃちゃーの源流はここにあったか。
 
25.Oh Yeah! 
明け方に翔る静寂の 道を負ける戦はしないよ。
よかったね三条(もう暁の三条天皇に入れ込んでいる)

26.Believe
暁からここまで、心の空を除き夜半、薄明から夜明けを歌った曲。日出づる国ニッポンの夜明けセクションである。 
 
挨拶
全体として、ジャニーズでよかった、ジャニーズはいいところ、ジャニーズの良さを繋いでいきたいという「Viva!ジャニーズ」

27.僕らがつないでいく 
僕らがジャニーズのと日本の伝統をつないでいきますみたいな?Overtureアニメが繰り返される。行っては巻き戻し、はじめに戻り、また行こう、この構成嵐大好きだよね。終わりはからくり戸みたいなのに入っていく?
 
【アンコール】 
28.ユメニカケル
詩も曲も美しいが、よくできた合唱曲のような小綺麗さも感じる曲だったのが大音量で宮城Blastで聴いた時は全く別の曲に化けていた。空に抜ける重低音と渾身の声にスタジアム自体が滑走し飛び立つような迫力を感じた。ここでは歓声に紛れてしまってまたおとなしい曲に。まあアンコールだし。

29.Love so sweet
この曲定番ならもっともっと観客がJr.と一緒に踊る曲みたいにしていけたらよくないですか?Popcornの時がそんな感じでJr.くんが花道に散ってアリーナやスタンドに向かって一緒に踊ってくれたのがすごく楽しかった。ジャニーズの後輩をアピールするラブソぅジャニーズイズムな時間にしましょう!
 
30.A・RA・SHI
原点回帰ということでもうこれしか無し。ゆずれないよ誰も邪魔できない。バックバンド、Jr、和楽器隊も勢ぞろいで再度メンバー紹介、俺らの名前はなんだーあらしーで、ありがとうありがとう、とステージ下に下がっていく。
またあのターミネーターみたいなのあり。演奏笛太鼓三味線も続く中幕が閉じ、大団円。太鼓の方、アリーナに目線くれて微笑んだりしてました。
 
 
今回幸いにも天井席ながらほぼ正面から見ることができたため、双眼鏡を握りしめずっと見入っていた、魅せるコンサートであった。
終了後の飲み会で同行者と語ったのは(ちなみにこの方はアイドルは顔命!贔屓の笑顔を見るためにコンサートに行く!と言ってはばからないタイプ)
 
「ずっと見てた、贔屓より全体の世界に浸った」
「お弁当食べて酒飲みながら楽しみたかった」
「三倍払うから三分の一の大きさの会場で見たい」
「見たい!でもこういう劇場サイズのジャニーズ舞台みたいなのを嵐がドームでやる事に意味があるのかもね」
「だから中間とってアリーナサイズですよ」
「次どうなると思う、ここまできたら」
「うーーーーーーんストリートに戻るのはどうでしょうかね…」
 
気が早い私達であった。
だが嵐がここまで一丸となり一貫した世界観で構成されたコンサートが出来るようになるまでに、それこそデビュー前から見守ってきた方々などは長年待ってこられたと思う。
短いスパンで区切ってもPopcornコンサートからの実験〜その前段としてDream"A"LiveからBeautiful worldまでの試行錯誤〜が着実に実を結び、今も常に前進を続けているのが嵐のコンサート。
今年の課題は来年に、と長い目で見守りつつ時にはせっかちに予想や期待を楽しむのもいいだろう。

*1:ジャニーズすなわちとんちき日本趣味という解釈については一考の余地ありと考える。ジャニー喜多川氏にアメリカ生まれゆえの日本憧憬があることは一貫していると思うが、見たところフォーリーブス時代、1970年代にはアナクロ的日本趣味はジャニーズ曲に反映されていない。フォーリーブスはむしろ当時流行の洋楽をそのまま日本語化していた。このコンサートでもジャニーズ50年の歴史が強調されていたが、シブがき隊「スシ食いねェ!」が1986年、忍者が美空ひばりの「お祭りマンボ」でデビューしたのは1990年である。ただし忍者は1980年代からジュニアとして光GENJIと重なる活動をしていた。私はジャニーズに関して無知なので、今の時点では「ジャニーズ=とんちきジャパンというスタイルの源流は(私見ではたのきんから現在の近藤真彦長老体制に繋がる原点である)ジャニーズ中興期、1980年代の文化風俗と関係があるのでは」というTwitterのフォロワー様からの指摘を頭に置くに留めたい。

*2:これは大野に限らずの話、例えばMASKはジャニーズの伝統芸であるが西洋的世界観の中で東洋的エッセンスではなく全体を通じて東洋的枠組みからもう一度捉え直し、憑依の象徴としての神楽における変面、舞踏的な仮面の世界に寄せていっても何か面白い事が起きる感じがした。

*3:私見ではジャニーさんはスターとライバル達、で男の華を競わせるが藤島ジュリーさんは男子校の男わらわらの雰囲気つくりがうまいと思う、乙女ゲーの攻略対象集団な。